同級生の皆様、覚えてますか？
3年5組だった秋山くみです。
私は今、静岡県の掛川市という所に住んでいます。
宮城野区鶴ヶ谷の家族は無事でした。
東海地震が来るといわれ続けて、とうとう来たかと思っていたら、東北関東の震災で、本当に信じられないことが起きていて、毎日胸を痛めています。
今現在も辛く厳しい状況にある方も、不便な生活をしている方もいるのに、先ほどまで落ち込んでいました。
自分が何も出来ないという無力感に襲われてしまっていて…
毎日心配することしか出来なくて、募金をしても物資を送っても無力な気がして…
テレビでは色々な方がボランティアをしたり、復興のために働いている…
そんな時にこのメッセージの事を和行から聞いて、いっくからメッセージをもらって…
なんか自分が恥ずかしくなってしまいました。
こんな私の言葉でも、ちょっとでも役に立つのならと思って、さっそく書かせてもらいました。
震災の時、家でテレビを見ていました。
生中継で名取付近の津波の映像、そこには逃げ切れそうにない車が…
テレビの前でただただ驚き泣くことしかできない自分…
瞬間に繋がった電話で家族の無事は確認できたものの、その後、携帯の電池が切れて連絡がつかなくなってまた心配…
心配しかできませんでした。
本当にひどい現実もなかなか受け入れられないですよね。
でも心配だけじゃだめなんですよね。
この震災を通して、学べる事がたくさんあるのかなと思います。
小学生(5年生くらい)の被災した女の子が、テレビのインタビューで、
『今までどれだけ幸せだったかわかりました』って言ってたんです。
その子のお父さんはまだ見つかってなくて、それでも気丈にそう言っていました。
そんな風になかなか大人でも考えれないんじゃないかなって思います。
幸せなことが当たり前になっていて、それ以上のことを望んでしまっている毎日…
この子の言葉は一生忘れないと思います。
離れているけど、同じように家族や水や電気やご飯のありがたみをかみしめて、仙台のみんなと同じ気持ちで頑張ろうと思います！
みんなで頑張って、でも頑張りすぎないで不安なことはみんなで解決しましょう！
震災があったからこそ強くなれることもあると思います。
静岡から応援しています！