近藤さんからのメッセージ

近藤さんからのメッセージ

皆さん、こんにちは。3年7組の近藤です。
震災の被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。

久保内さんから20年振りの連絡を頂いて、メッセージを送らせてもらいます。

地震のあった日の夜、僕は新宿からさいたま市の自宅まで歩いて帰宅しようとしてました。
JRは終日運休が決まり、帰宅を急ぐ人たちの大集団が道路を埋めていました。
いつもとは違う異様な雰囲気で、疲れも感じずに周囲の人たちと一緒に歩いていました。
仕事が終わるまではインターネットでしか情報収集ができなかったのでラジオを聴きながら。

20時頃、ラジオの緊急速報で「仙台市若林区で~」というニュースが流れました。
それを聞いた瞬間、足元がグラグラとしてきて、歩いているのか、どこに足をつけているのか分からない、心が大きく揺り動きました。
深夜に何とか帰宅して、ニュースを見たときの衝撃は一生忘れることはできません。

義援金や節電に協力しようと思っていますが、仙台に恩がある者としてそれだけでは全然足りないと感じてます。
故郷でお世話になった人が苦しんでいる、青春を共にした仲間が困っている。
こんな時、自分にいったい何ができるのだろう。

私は今、コールセンターを運営する会社で働いています。
営業機会・初期投資の拠出・情報収集等、会社資産を活用し、東北・宮城の復興につながる仕事をしようと考えています。
今コールセンター業界では、電気・ガス・水道といったライフラインに関わるセンターの整備と、生保・損保の保険金請求窓口拡大の動きが非常に早いスピードで進んでいます。
一日でも早く被災者の救済をしたいという思いで、センター開設に取り組んでいます。

また今後の経済的復興も重要なテーマです。
今回の震災で仕事を失った人に安心して働ける職場が必要です。
コールセンターは多くの人材が必要となる業務ですので、雇用の創出とそこで働く方の経済基盤の確立がつながることを願っています。
大規模センター出店の決裁は東京にあることが多いのですが、提案の立地は「仙台」にこだわり、徹底的に「仙台」を勧めようと思っています。

ご覧になった方も多いとおもいますが、日本人として誇りを持てるメッセージをまとめたものがありますので、以下にリンクします。
初めてこれを見たときは、涙で読むことができませんでした。
http://prayforjapan.jp/tweet.html

まだ寒い日が続くようですが、皆さん体をお大事に。

仙台に駆けつけることができていませんが、一日も早く元の生活に戻れることを祈っています。

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